作:横山一真 演出:村上大樹
【あらすじ】
1950年代のアメリカ。ポール(白川裕二郎)は花形パイロット。リッキー(岩永洋昭)はコメディ俳優。ロック(酒井一圭)は大リーガー。そんな3人の前に、ウォルター(後上翔太)という男が現れた。彼は3人をホテルの一室に呼び寄せる。そこには、ルーシーという若い娘(谷花音)が待っていた。このルーシーはウォルターの親戚・アマンダ(小林綾子)の娘だという。アマンダはポップスの大スターで、かつて3人の知り合いだったが、数ヶ月前、事故で亡くなってしまったのだ。そして、ウォルターは言う。「彼女の残した分厚い日記を読めば、君たち3人のうちの誰かがルーシーの父親に間違いないんだ!」。驚くポール、リッキー、ロック。それぞれ身に覚えのあるような、ないような‥‥。なんとか逃げだそうとする3人だが、ウォルターは彼らを逃がさない。ルーシーは生意気だが、同時に可愛げがある娘。どこか母親のアマンダにも似ており、3人の父親候補に悪態をついたりする。そんな中、上院議員のロナルド(曽我廼家寛太郎)が突然現れ……。