首都大学の学生寮“弦巻寮”。大学側は寮の取り壊しをもくろみ、元機動隊の名倉憲太朗(石黒賢)が舎監として送り込まれることに。
一方、一年生の坂下薫平(岡本圭人)は、活動的な三年生の江藤麦太(大内リオン)をはじめとする学生たちや、口は悪いが料理の腕は確かな食堂担当の調理師・日高菊(南沢奈央)らと楽しい日々を過ごし寮生活を満喫していた。
しかし強行に廃寮をすすめる学長補佐の宅間玲一(益岡徹)からの要請を受けた名倉は着任早々厳しい統制を始める。
時を同じくして起こった、薫平の父親問題や寮生に起こったストーカー事件。寮生たちは自分たちが抱える問題に踏み込んでくれる名倉との出逢いから心情が変化していくのであった。一方で、過去のトラウマや秘密を抱えていた名倉も、かつての学生襲撃事件を担当した久慈刑事(加藤虎ノ介)との接点を持ちつつ廃寮に向けて学生に厳しく接し、容赦なく罰しながらも、やがて学生たちと心を通わせていく。
トラブルを乗り越えながら結束を固めた寮生達は、遂に大学側との戦いに立ち上がる。
その時、薫平は、そして名倉がとった行動とは―?